「なんとなくクローゼットの棚に保管しているけれど、これって正解?」
「ここぞという使いたい時に見つからない。どうしたらいい?」
「バッグは全て1つの収納ケースに入れて保管!でも、久しぶりに開けてみたら形が崩れていた」
このようなお悩みはございませんか?


今回は買取のプロであるトレファク出張買取の専門スタッフが監修し、ブランドバッグを状態良く保管・収納する方法を、事例を交えながら徹底解説します。

※本記事の内容は、買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

監修者プロフィール

トレファク出張買取エグゼクティブバイヤー 阿部

査定歴8年。特にブランド品、ブランド衣類、腕時計、金、プラチナ、ジュエリーの深い専門知識を持ち、最新の市場価値に基づいた査定をご提供。実際に数多くのブランドバッグに触れ査定をしてきた経験から、品質を長く保つための保管方法についても精通している。

目次
  1. 【お手入れで査定額+〇万円?!】買取バイヤーに聞くブランドバッグのNG収納&保管の実例
    1. 【収納・保管NG事例①】エルメスのケリー:査定額マイナス約20万円
    2. 【収納・保管NG事例②】シャネルのマトラッセ:査定額マイナス約15万円
    3. 【収納・保管NG事例③】シャネルのチェーンショルダーバッグ:査定額マイナス約5万円
    4. 【収納・保管NG事例④】ルイヴィトンのヴェルニ:査定額マイナス約3万円
    5. 【収納・保管NG事例⑤】プラダのナイロンバッグ:査定額マイナス約1万円
  2. ブランドバッグの価値を保つ! 持ちや状態が劇的に変わる 収納・保管方法
    1. 保管期間が短い、よく使うブランドバッグ
    2. 保管期間が長い大切に収納しておきたいブランドバッグ
  3. 素材別!ブランドバッグのお手入れ方法のコツを解説
    1. 革のブランドバッグの場合
    2. 合成皮革のブランドバッグの場合
    3. キャンバス地のブランドバッグの場合
    4. エナメルのブランドバッグの場合
    5. 金具のついたブランドバッグの場合
  4. ちょい足し!ブランドバッグを使用する際のワンポイントアドバイス
    1. 外で持ち歩く際は床や地面に置かないこと
    2. 雨の日は極力持ち歩かないこと
    3. バッグの写真を撮って印刷し、箱に貼って収納すること
  5. まとめ:大切なブランドバッグの売却なら、トレファク出張買取がおすすめ

【お手入れで査定額+〇万円?!】買取バイヤーに聞くブランドバッグのNG収納&保管の実例

トレファク出張買取の専門スタッフがこれまでの査定で実際に経験した、残念ながら査定額に響いてしまったブランドバッグの収納・保管状態のNG事例を5つご紹介します。

大切なブランドバッグ。使わなくなってしまったとしても、できることなら良い状態で手放したいですよね。そのためには、日頃の保管方法が非常に重要です。今からご紹介するNG例に当てはまっていないか、ご自宅の収納・保管状況をチェックしてみてください。

【収納・保管NG事例①】エルメスのケリー:査定額マイナス約20万円

原因は付属品のショルダーストラップを紛失してしまったこと。ブランドバッグの付属品は、本体と同じくらい大切なものです。特にショルダーストラップや保存袋、ギャランティカードは、揃っていることでバッグの価値が向上し、査定額アップに繋がります。ブランドバッグは定価が高額であることから、付属品の有無が査定額に大きく影響するため、大切に保管しましょう。

【収納・保管NG事例②】シャネルのマトラッセ:査定額マイナス約15万円

原因は湿気対策が出来ておらず、ベタつきが出て劣化していたこと。日本は高温多湿な気候のため、湿気対策はとても重要です。特に革製品は湿気に弱く、保管環境が悪いとベタつきやカビが発生し、素材が劣化してしまうことがあります。ベタつきが発生すると、修復には専門的なクリーニングが必要となり、査定額に大きく影響してしまうため注意が必要です。

【収納・保管NG事例③】シャネルのチェーンショルダーバッグ:査定額マイナス約5万円

原因はチェーンがレザー部分に当たった状態での保管で、前面にチェーンの跡が大きくついてしまったこと。チェーンショルダーバッグは特性上、チェーンが本体のレザー部分に直接触れる形で保管されがちです。特に柔らかい革素材の場合、チェーンの重みや圧力によって、跡が深く刻まれてしまうことがあります。この跡は一度ついてしまうと完全に取り除くのが困難で、バッグの美観を損ない、査定額のマイナス要因となってしまいます。

【収納・保管NG事例④】ルイヴィトンのヴェルニ:査定額マイナス約3万円

原因はライトや日に当たるところに置いていたため、日焼けしてしまったこと。直射日光や強い照明は、ブランドバッグの色あせの原因です。特にエナメル素材は紫外線による変色が起こりやすい特徴があります。一度変色してしまうと元の色に戻すことは困難。査定額が下がってしまうケースが多いため、ブランドバッグを保管する際は周辺環境に十分気を配ることをおすすめします。

【収納・保管NG事例⑤】プラダのナイロンバッグ:査定額マイナス約1万円

原因は通気性の悪い場所で保存袋などを使わず保管しており、劣化して臭いが発生していたこと。ナイロン素材はアウトドア用品などにも多く用いられているため、劣化に強いイメージがある方も多いかと思います。しかし、湿気や不適切な保管方法によって劣化することがあります。特に湿気がこもると、カビや嫌な臭いの原因となり、使用感だけでなく衛生面でも問題が生じ査定額に影響する場合があります。

上記のような状況は、今からご紹介する簡単な工夫で予防に繋げることができます。大切なバッグの価値を守るためにも、ぜひ実践してみてください。

ブランドバッグの価値を保つ! 持ちや状態が劇的に変わる 収納・保管方法

ブランドバッグは、単なるファッションアイテムを超えて“資産”と呼べる存在。長く使い続けるためにも、収納・保管の方法は非常に重要です。適切に保管することで手放す際の査定額アップにも繋がります。今回は「よく使うバッグ」と「使用頻度が低いバッグ」に分けて、それぞれ最適な方法をご紹介します。

保管期間が短い、よく使うブランドバッグ

収納場所

通気性のよいクローゼットや棚に保管するのが便利です。取り出しやすく、傷つきにくいスペースを選びましょう。カビを防ぐため湿気がこもりやすい場所は避け、風通しのよい環境を確保するのがポイントです。

保管方法のポイント

立体感をキープする詰め物

立体感を保つために、バッグの中に詰め物をすることをおすすめします。不織布や薄紙、タオルなどが理想です。新聞紙はインクが移ってしまうことがあるため避けましょう。

型崩れを予防する収納方法

バッグを立てて収納することで、自然な形状をキープできます。バッグ同士を密着させると型崩れや色移りの原因になります。バランスの不安定なバッグは仕切りなどで補強すると良いでしょう。

傷や汚れ、ホコリから守るひと手間

使用頻度の高いバッグでも使い終わったら都度、簡単にブラッシングや乾拭きをしてから収納することをおすすめします。また、保管は付属の保存袋に入れることで思わぬ傷や汚れを防止できるだけでなく、付属品の管理にも有効です。

色あせを防止する習慣

すぐに使えるよう取り出しやすい場所に置くことも実用面で大切ですが、紫外線は色あせの原因になります。窓際や照明の真下など、光が当たりやすい場所は避けるのが賢明です。保管場所は直射日光を避けられる場所を選びましょう。

保管期間が長い大切に収納しておきたいブランドバッグ

収納場所

長期保管するバッグは、温度・湿度の安定した場所を選びましょう。理想は湿気対策がしっかりしたクローゼットや専用の収納棚です。除湿剤や乾燥剤を定期的に交換することで、カビや劣化を防げます。実際に専門スタッフによると、風通しの良い場所に保管し、湿気の多い季節は除湿機を用いて対策をしているお客様のバッグは、長期保管でも劣化が最小限に抑えられていました。

保管方法のポイント

中に詰め物をしっかり詰めて型崩れ防止

バッグの形を保つために、不織布や薄手のタオルなどでバッグの形を整えキープします。短期保管のバッグと方法は同じですが、長期間の保管は紙が湿気を吸うことでカビの原因となる場合があります。定期的に確認し風を通す工夫をしましょう。また、新聞紙はインク移りの恐れがあるため避けましょう。

緩衝材のひと手間で金属のダメージを防止

ファスナーやチェーン部分が擦れないよう、薄紙などを巻いておくと傷や変色の防止になります。知らないうちに傷や跡が深く刻まれてしまう場合もあるため、この工夫は長期保管において重要なポイントです。

傷や汚れからしっかりと守る「保存袋+箱」

保存袋に入れたうえで、さらに箱に収納すると良いでしょう。購入時の箱があればベストです。箱に入れることで、外部からの衝撃やホコリ、光からバッグを保護できます。しかし、ビニール袋や密封パックでの保管はNGです。湿気がこもってカビやベタつきの原因になります。

密閉しすぎない工夫を

密閉しすぎると湿気が逃げずカビの原因になります。保存袋や箱も少し空気が通る素材や状態を選ぶのがコツです。完全に密閉せず、わずかな通気性を確保することで、湿気によるトラブルを予防できます。

数か月に一度点検を兼ねた換気を

数ヶ月に一度は保管状況のチェックを兼ね、風通しの良い場所で1時間程度バッグの換気をすることがおすすめです。特に革素材は呼吸する素材のため、定期的な空気の入れ替えが大切です。換気の際に、カビや異臭がないか、型崩れしていないかなどを確認しましょう。適切な環境を整えておくことで、何年先までも美しい状態を保つことができます。

素材別!ブランドバッグのお手入れ方法のコツを解説

ブランドバッグは素材ごとに特性が異なり、それぞれに適したお手入れが必要です。日々のちょっとしたお手入れがバッグの寿命を延ばし、査定額にも良い影響を与えます。今回は代表的な素材別でお手入れ方法をご紹介します。

革のブランドバッグの場合

エルメスのバーキンなど世界的人気を誇るものには、革素材が多く使用されています。上質な革は使い込むほどに味わいを増しますが、デリケートな素材でもあります。日々のお手入れのポイントは、使用後に乾いた柔らかい布で表面のホコリを拭き取ること。特に、手の脂や化粧品が付着しやすい持ち手は念入りに拭き取りましょう。ブランドによっては正規店でのメンテナンスを推奨しているブランドや、自社ブランド専用のクリームやクリーナーを販売している企業もあります。革用クリーム等をお使いになる際はブランドへお問い合わせのうえでのご対応をおすすめします。

合成皮革のブランドバッグの場合

動物保護の観点から近年着目されている素材です。実際にステラマッカートニーはヴィーガンレザーを推進しています。合成皮革は比較的お手入れがしやすいのが特徴です。日々のお手入れポイントは、使用後に乾いた柔らかい布で表面のホコリを拭き取ること。また、汚れが付着した場合はこすらず、軽く湿らせた布で汚れを優しく拭き取りましょう。水に濡れてもすぐに乾く素材ですが、濡れたまま放置するとカビの原因になることもあるため、しっかりと乾かすようにしましょう。

キャンバス地のブランドバッグの場合

ディオールのブックトートのように、上品さと機能性を兼ね備えた印象を与える素材です。カジュアルながらも高級感を演出してくれます。日々のお手入れポイントは、乾いたブラシで優しく撫で、ホコリを落とすこと。特に、目の粗いキャンバス地はホコリが入り込みやすいので、こまめなブラッシングが効果的です。また、汚れがついた場合は早めに対処しましょう。対応の難しい場合は、専門のお店で依頼することがおすすめです。

エナメルのブランドバッグの場合

シャネルのエナメルチェーンショルダーバッグなど、美しく活発な印象を与える素材です。光沢があり、汚れがつきにくいという特徴がありますが、一度ついた汚れは目立ちやすい傾向にあります。日々のお手入れポイントは乾いた柔らかい布で表面のホコリや汚れを拭き取ること。指紋が目立つ場合もこすらず、乾いた柔らかい布で優しく丁寧に拭き取れば基本的には落ちることが多いです。しかし、指紋の油分がエナメルに入り込むと取れなくなってしまうため、こまめにお手入れすることが重要です。

金具のついたブランドバッグの場合

エルメスのピコタンロックなど、金具の特徴的なバッグについてです。金具はバッグのデザインにおいて重要なアクセントであり、輝きを保つことでバッグ全体の印象を良くします。日々のお手入れポイントは、金具部分を乾いた布で軽く拭き、汚れや水気を取り除くこと。特に、汗や皮脂、雨水などが付着したまま放置すると、金属によっては錆びてしまったり、簡単には取れなくなってしまったりすることがあります。金属磨きを使用する際は、必ず金具の種類に合ったものを選び、革部分に付着しないよう細心の注意を払ってください。

ちょい足し!ブランドバッグを使用する際のワンポイントアドバイス

最後に、トレファク出張買取の専門スタッフに聞いた「普段からできるちょっとした工夫」をまとめました。ブランドバッグを普段使いする上で、少しの気遣いがバッグの寿命を大きく左右し、将来的な査定額にも良い影響を与えます。日々の習慣に取り入れて、お気に入りのバッグを大切に使いましょう。

外で持ち歩く際は床や地面に置かないこと

カフェやレストランで椅子に座る際、ついついバッグを床に置いてしまうことはありませんか? 床や地面には目に見えない汚れやホコリ、さらには油分などが付着しており、バッグの底や側面が汚れる原因になります。特に、革やキャンバス地などの素材は汚れを吸い込みやすく、一度ついた汚れはなかなか落ちにくいことがあります。また、床に置くことで擦れや傷がつきやすくなるリスクも。椅子の背もたれにかけたり、バッグハンガーを利用したりするなど、バッグを直接床に置かない工夫を心がけましょう。

雨の日は極力持ち歩かないこと

突然の雨で大切なブランドバッグが濡れてしまい、ヒヤッとした経験はありませんか? 特に革製品は水に弱く、雨に濡れるとシミになったり、素材が硬くなったり、型崩れを起こしたりする原因になります。エナメル素材も濡れた後に拭き取らず放置すると、水垢が残ることがあります。雨の日は、防水加工されたバッグを選んだり、バッグカバーを持参したりするなど、極力濡らさない対策をとりましょう。

バッグの写真を撮って印刷し、箱に貼って収納すること

「どの箱にどのバッグが入っているか分からなくなる」「中身を確認するのに一つ一つ開けるのが手間」と感じたことはありませんか? トレファク出張買取の専門スタッフが実際に目にしたお客様の収納方法の一つに、「外箱にバッグの写真を貼って、一目で分かるよう保管」というものがありました。箱を開けずに中身が確認できるため、使いたいバッグをすぐに取り出すことができます。

まとめ:大切なブランドバッグの売却なら、トレファク出張買取がおすすめ

ブランドバッグは、正しい収納・保管方法や素材別のお手入れを行うことで、長く綺麗な状態を保つことができます。特に革やエナメルなどの繊細な素材は、ちょっとした湿気や摩擦でも劣化の原因となるため、日々のケアが重要です。また、合成皮革や金具付きのバッグも、それぞれに合った方法で丁寧に扱うことで、長持ちさせることが可能です。もし、「最近は使っていない」「新しいバッグに買い替えたい」「ケアするのが難しい」とお考えであれば、手放すタイミングとして状態が良いうちが最適です。

そんなときにご利用いただきたいのがトレファク出張買取です。

トレファク出張買取は、全国に300店舗以上展開する東証プライム上場のトレジャー・ファクトリーが運営するサービスです。信頼と実績を兼ね備えた当社だからこそ、お客様に安心してご利用いただけます。トレファク出張買取なら、面倒な梱包も、高価で繊細なバッグを店舗まで持ち込む必要もありません。専門の査定スタッフがご自宅までお伺いし、その場で査定・買取いたします。複数点まとめて売りたい方や、大切なバッグを最後まで丁寧に扱いたい方、ご一緒にジュエリーや衣類、化粧品や香水など他の物も売りたい方にもおすすめです。

出張料、査定料、キャンセル料は無料ですので、ブランドバッグの売却をお考えの際はぜひ一度トレファク出張買取を活用してみてください。お客様の大切なブランドバッグを、丁寧に査定させていただきます。

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。

この記事を書いたひと
トレファク出張買取の中の人

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